1/23土~ 1/28木●1階

去年3月北京から神戸に来ました。約一年神戸で学ぶ事ができました。日本の文化と中国の文化を融合して、いろいろなシリーズの作品をデザインしてみました。イメージは"季節の命の変化"です。作品の中に、中国の伝統工芸と日本の特有の技法を生かしてみました。作品をご覧になって感じられた事をお聞かせ頂ければ幸いです(10)

   
   
   
   
   
   
   
   
以下の作品はブローチであり、名称は<五行のシリーズ>である。作品の名称はそれぞれ「金」、「木」、「水」、「火」、「土」である。イメージは中国古代の哲学の思想から得た。全ての宇宙の世界は金、木、水、火、土から五種類の物質を構成する。その物質ごとには特定の色彩と意義がある。七宝の特色はきめ細かい色彩を表すことができる。そのため、この特色と特定の形体を結合しデザインした。技術の手法は有線七宝と透胎七宝を使用した。使用した材料は七宝、純銀、925銀、金箔、銀箔であった。
 「金」の概念は財や富を代表し、形体は中国古代の元宝から考えた。中国の古代において、金と銀は貨幣をとして利用した。また銀は普遍的な意味で使われた。そのため、中国古代に、五行の金の色彩は白色で表現する。
   
   
   
   
「木」の概念は植物を象徴し、木をイメージし表現をした。主に使用した七宝釉薬は緑色であった。
   
   
   
   
「水」の概念は河川と海洋を代表し、形体は水滴から生まれ、使用した色彩は透明と半透明の青色、及び少量の白色と黒色を組み合わせた。
   
   
   
   
「火」の形体は炎から考えた、火炎は上へ燃えるので、全体の形体は下から上に展開し表現した。色彩は赤、オレンジ、黄などを使用し、表した。
   
   
   
   
「土」の概念は大地と山地を象徴し、四角形の形体で表現した。採用した色彩は不透明な黄色であり、浅いから深い黄色は次第に変化し、表現した。全体の黄色の中に、青、赤、黒、金、紺、緑などの色彩を加え、大地の秘蔵の宝物を代表した。
   
   
   
   
   
   
   
   
以下の作品はブローチであり、名称は<Spring Image>である。この作品は2009年の伊丹国際クラフト展「ジュエリー」コンペに入選した。デザインのイメージは春の時に竹の子が迅速に発芽する生長の状態である。丸い形体のイメージは竹の根部から生まれる生命の基礎であり、重々しくてまろやかで潤いを表している。長い形体のイメージは地面から生える竹の子が成長し、だんだん向上し、まっすぐに高くそびえる様子を表現し、小さく赤い芽は生命の活力を象徴した。全体の白黒の色調の中で、この部分は特に強調したものである。用いた材料は970銀、赤銅、銅である。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

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